ラ・サール中学 高校受験講座
ラ・サール中学高校から九州大学医学部医学科へ
私はラ・サール在校時代、学校から課せられた課題や予習などに取り組み、それらの復習をすることで九州大学医学部医学科に合格しました。
得意科目は英語で、数学や理科はあまり得意な方ではありませんでした。ところが、蓋を開けてみると英語はまずまずで、数学が取れていたおかげで合格できました。
このことから考えると九州大学医学部医学科に合格するために大切なのは、誰にも解けないような難しい問題が解ける事ではなく、皆が取れる問題を落とさず満遍なく点数を取ることです。
各科目についてですが、英語に関しては文法書を1冊完璧にして、自分なりの言葉で説明出来るようにし、様々な文章を読みました。読解能力は1度やったものを何回も繰り返して復習することで、解答の導き方を体に刷り込ませました。
数学については簡単な問題だけでなく、難しい問題も解くことで、その解答に必要な要素について考えることで解法の思いつきをよくし、また計算間違いをなるべくしないような解答の作り方を探求しました。
理科は問題演習を何回もやることで計算間違いや考えかたの間違いを減らしていき、典型的な問題は必ず取れるようにしました。
私のやり方は単なる1例に過ぎませんが、九州大学医学部医学科に合格するには、読み違え、書き写し間違いやつまらない計算ミスを減らし、他の受験生が取れるであろう正答率の高い問題を確実に取れるように、英語・数学・理科それぞれで苦手をなくすということが一番の近道だと思います。
ラ・サール中学校合格体験記
私の地元は広島県です。広島内の進学校に進学することも考えていたのですが、よりレベルの高い学校で自分を成長させたいと思い、ラ・サール中学校を受験することにしました。
本格的に受験勉強を始めたのは小学5年生ぐらいからでした。中学受験組の中では遅い方だったので追いつけ追い越せの勢いで勉強していました。
問題集はかなり難しいものを選んだりもしましたが、できるだけ見やすく簡単な内容まで含まれている参考書のほうが進めやすいと思います。理科・社会は「力の5000題」を使っていました。小学校の休憩時間も利用ながら少しずつ覚えていました。
これといっておすすめの勉強方法はないですが、「飽きずに勉強する」ことは大切だなと思います。勉強する科目を頻繁に変えたり、目標を定めたり・・・。
小5の時までは夢中にゲームをしていたのですが、自ら辞めて勉強一本に集中することにしました。直前は一日12~14時間勉強していました。それだけ勉強したからか、受験当日は全く緊張しませんでした。
本番の緊張を軽減するためには、自信をできるだけつけるしかないと思います。
受験勉強は自分との戦いです。つらいとき、勉強したくないときはいつでも、誰にだってあります。周りに流されずに努力すれば結果は必ず付いてきます。合格を勝ち取ってください!!
灘・ラサール中学校合格体験記
僭越ながら、私の中学校受験の体験を記させていただきます。
当時、小学校六年生であった私は、一日のうち睡眠時間や学校に通う時間以外のほとんどの時間を勉強時間に当てていました。灘中学校やラサール中学校は私の成績では合格に届くか微妙なレベルで、他の受験生も一日中勉強しているような方ばかりであったため、負けないように私も主体的に勉強していたように思います。
勉強方法についてですが、中学受験は国語算数理科社会の4科目で、私は算数や理科が得意であったため、苦手な国語や社会の成績を上げていくことが、私の課題でした。
国語はとにかく演習をこなし、さまざまな問題に触れることで苦手意識をなくせるように努めました。
社会は暗記の内容が多いため、自分が覚えていない箇所を重点的に学習し全ての分野で穴をなくすような勉強を心掛けました。
受験の直前期は、緊張もし精神的に不安になることも多かったのですが、両親の支えもあり、いつもどおりの感覚で試験を受けることができていたように思います。
中学受験は、大学受験などに比べ、受験者数も少なく、自分の周りに自分と同じような受験生も多くはないので、孤独に感じてしまうこともあると思いますが、家族はずっと自分のことを応援してくれていると思うので、不安になりすぎず、第一志望合格を勝ち取って欲しいと思います。
ラサール中学高校での物理・化学勉強法
ラサールでは中学内容は、中学2年生までに終え、中学3年生から高校内容を始めます。指導方法は、先生の板書や、プリントでの解説を行います。
学習範囲を終えるまでは、中学高校ともに、教科書傍用の問題集(実践アクセス)を用い、特別に別の問題集を解くことはありませんでした。学習範囲は高校2年生(遅くとも高校3年生の夏休み前まで)には終え、高校3年生からは、授業・自宅学習ともに、重要問題集を解きます。自宅学習では受ける大学のレベルに応じて勉強します。
東大京大では、ワンランク上の化学の新演習・標準問題精講(物理)を解き、それ以外の人は重要問題集を何回も解きました。
高校3年生は、週テストという一週間に3回テストがあり、定期テスト並みの範囲であるため、そちらに向けても同時に勉強を行います。
先生の薦める教科書以外はあまりすることはなく、入試の直前まで同じ問題や模試の問題を何回も解くことをしました。
ラ·サール中学校高校から九州大学医学部医学科への道程
中学校では授業の予習しかやっておらず、そのため成績は振るいませんでした。高校では復習したりや勉強の仕方を工夫するようになったりしたことで、成績は徐々に改善していきました。
現在、その手の本は多く売られているので、参考にできるものも多いです。私が受験勉強を始めたのは高校二年生の夏からで、数学と英語が苦手だったので、受験期はこれらの改善に努めました。
よく使っていた参考書は数学では「1対1対応」、英語では「システム英単語」と「英作文の実況中継」でした。苦手科目は今まで勉強した参考書を何度も復習するのが良いと思います。
また、三年生になると理科の演習が何より重要になってきます。私は物理では「重要問題集」と「名問の森」、化学では「重要問題集」と「有機化学演習」を主に取り組みました。
私は志望校が定まっていなかったためにこれら以外のものも取り組みましたが、九医志望と決まっていたら難しい参考書に無理に取り組むより、定番の問題を何度も復習することが肝要です。そして合格することができました。
ラ・サール高校での三年間
私は、ラ・サールには高校から入りました。
高一の時は、中学校からラ・サールに入ってきた人たちとは学習の進度の関係でクラスが分かれており、中学校から入ってきた人たちに学力面で追いつこうと毎日目まぐるしく勉強しました。
高二からはそのかいあって、中学校から入ってきた人たちに学力面で無理なく合流することができ、また、部活や体育祭と文化祭の実行委員などでも交流を広げることができました。
しかし、積み重ねが少ないため、依然数学などの問題パターンが多く覚えることが多い科目では、苦戦しました。高三からは、範囲が非常に広いテストが毎週あり、その対策で日々追われました。
高三の夏休みは、一日12時間くらい、質と集中力を意識して勉強に取り組みました。
そのかいあり、夏以降は少し燃え尽きていましたが、夏休み明け以降の二次型模試では、非常に良い結果を取ることができました。
そして、卒業式を経て、二次試験では途中から緊張のあまり頭が真っ白になりましたが、無事九医に合格することができました。